恋人が何も告げずに失踪してしまったら、どうしますか?直木賞作家・佐藤正午の本をご紹介

こんな本読みました

「りんごを買って5分で戻ってくるわ」

そう言った恋人と再び出会えたのは5年後だった。
何故彼女は失踪したのか?
残された男のとった行動は?

そんな本を読みました。

佐藤正午さんの「ジャンプ」

ジャンプ 長編小説 (光文社文庫) [ 佐藤正午 ]

2000年初版 光文社 単行本309ページ
著者の佐藤正午さんは長崎県佐世保市在住。
2017年「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞されています。
 

佐藤正午さんの小説は他にも、
「身の上話」

身の上話 光文社文庫 / 佐藤正午 【文庫】


「鳩の撃退法」
「月の満ち欠け」

岩波文庫的 月の満ち欠け [ 佐藤 正午 ]


その他エッセイ2冊を読んでいますが、上手い、上手いんです。

「身の上話」はそもそも語り手が誰なのか? なかなかわからないし、

「鳩の撃退法」は時系列も語り手もコロコロ変わっていくし、

「月の満ち欠け」は、数時間の話をここまで書けるとは。驚愕の小説。

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佐藤正午はもっと評価されていい作家だと思うんです

と、思っていました。

そうしたら、直木賞にノミネートされあっさりと受賞されました。

しかし、、遅い遅すぎませんかァ~~~
新作はまだ出ていない?ようなので、初期の作品ジャンプを読みました。
最初から正午節がバンバン感じられます。
いったいどこに落ち着くのだろうか?予測できません。
簡単に言えば、「失踪した恋人を探す」物語です。

しかし、推理小説ではないので特に謎解きはありません。
失踪したA子による自分語りもありません。
恋人に去られた男の視点で物語は進んでいきます。 

年齢とともに感じ方が変わっていくものですね

5年の間に数人の女性と関わることとなりますが、その中のひとりB子。
30年前の私なら大嫌いな部類の女性だったでしょう。
30年後の今の私はB子の行動は肯定できます。

さて?どんな行動なんでしょう。
あなたはその行動許せますか?

 


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