私はハンカチを使わずに手ぬぐいを日常的に使用しています。
一言で手ぬぐいと言っても、生地の種類・染め方・柄など様々な種類があります。
今回はそんな手ぬぐいについてのご紹介です。
私も頭の整理をしておかないと。
手ぬぐいの染め方を知りましょう
店頭に並んでいる手ぬぐい。
・季節ごとの柄
・時代を感じさせる文様
・動物柄
・流行りのキャラクター
など、たくさんあって目移りしてしまいます。
自分の好きな柄を選べばいいんじゃないの?
そうなんですが、染め方を知っておくと選び方も違ってくると思います。
①注染(ちゅうせん)
注染(ちゅうせん)とは、その名の通り染料を注ぎ、染める技法。
~にじゆら
一度に20枚から30枚染めることのできるこの技法は明治時代に、大阪で生まれました。
一枚の布をじゃばら状に重ね合わせて表からと裏からの二度染めていきますので裏表なくきれいに染まるのが特徴です。
<使ってみての感想>
・表も裏もきれいに染まっているところがGood
・繊細なぼかしやにじみ、グラデーションが楽しめる
・洗う時は色落ちがするので注意が必要
<私の好きな注染手ぬぐいのブランド>
・ かまわぬ
②手捺染(てなっせん)
スキージー(木のヘラ)と型を使います。型は1色につき1枚です。
~染の安坊
手ぬぐいを1枚ずつ染めます。
手捺染の特徴は、手ぬぐいらしい風合い(肌触り、色合い)そのままに、複雑な柄を再現できるところです。
グラデーションはできませんが、色数や線の細さ、柄の輪郭など、デザインにこだわるお客様のご希望に沿える染め方です
<使ってみての感想>
・裏は染まっていないので常に表面を使用することになります
・柄がはっきりしていて楽しめる
・色落ちしない
<私の好きな手捺染のブランド>
・濱文様
③プリント染
機械で顔料を乗せていく方法。大量生産が可能です。
カラフルな柄で鮮やかに仕上がります。
気に入ったものがあればドンドン使いましょう
細かく言えば木綿の生地もブランドによって微妙な違いがあるんですけど、そこまで私はこだわっていません。
使っているうちに自分の好みがわかってくるものです。
個人的には注染が好きですが、真夏噴き出す汗をぬぐい洗濯の繰り返しという普段使いには手捺染がいいと思います。
洗濯は手洗い、室内干しです。
洗剤もつけずにジャブジャブ洗っています。
ファンデーションがついてしまったらその部分だけ洗剤をつけて軽くもみ洗い。
ハンガーにかけて室内に干しておくとアッという間に渇いていますよ。
使い方も色々です!
あなたも手ぬぐいライフを始めてみませんか?